作品解説

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アートフェアも終わったことですし、今回の作品をじぶんで解説してみたいと思います…よろしければおつきあいください。

ベッドカバーの作品もあるのですけど、解説はこちらのみにしておきます。

これは、暮らしている中で遭遇するある種の心情や状況を切り取って抽象画として表現した9枚の絵を、フェア会場となったホテルのお部屋の窓にとりつけて展示したものです。

それぞれの絵は1枚1枚独立した作品でありながら、つながりあったひとつのストーリーになっています。

それぞれの絵のつながりは、画面上においてもシンプルで抽象的な手がかりが与えられてはいるのですが、窓に白い文字で直接書かれたタイトル(お昼間は少し見づらいですが、夜になるにつれくっきりと浮かび上がってきます)をつなげることで、言語的なイメージとしても立ちあがるような仕組みとなっています。

以下にそれぞれのタイトルを示します。
(左から右、上段から下段への順に)

しあわせは ヒヤシンスの香り

夜 洗濯機を回してあすを待つ

渇いた土が新しい水を飲み込むように

ばかみたいな長電話で星を拾う約束をしたんだけど

私の連れて歩いてる絶望にあなたが嫉妬したから

その幻は玉手箱へと投げました

北風に赤く染まった瞼をさらそう

君の中であと半年泣いていたかった

ピーッという発信音の後で御用件をどうぞ

以上、長くなりましたが解説でした。お読みいただいてありがとうございます。

大阪へ戻って1日経ちました。もうこのようには存在しない、この窓の光景が とても懐かしく感じられます。

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