きのうはたんじょうび

45歳

なんとかかんとか、やってこれました

ありがとうございます

 

‪歳の数はそうなりますが

ものの数をくらべて浮き沈みする世が続いてほしくないから

あえて年齢を言っていこうかしらと

 

わたしは39歳から40歳になるとき、

なんだかとってもしんどかった

 

独身で子育てもせずに物作りなんてやってると

ひとからはイタイひとと思われているだろうな とか

子どもを産むならそろそろぎりぎりだし どうするのだ とか

自分の本心とはちょっとずれたところで勝手に惑いまくって

クルクルとくるしんでいました

 

それは結果的に

じぶんの本心とぐっと向き合う時間になりましたが

おなじように自分や他人をくるしめる人が減るといいなと思う

数よりも、わたしの心自体をコンパスにしてゆきたいなと思います🧭⛵️

 

‪皮膚科のお医者さんの言いつけ通り

お化粧しないでワセリン塗って‬

‪ぺかぺかのおでこで

44歳最後の夜に

友だちが撮ってくれた写真

 

役立つスキルを何ひとつ持たず

まったくのところ使える人間ではなく

自慢できること何もないけど

 

この今のわたしのこと、まあまあそこそこ好いております

これからも よろしければ

どうぞよろしくお願いいたします

ごはんおいしかった🥟🥬

 

#ぴーちゃま日記

ふわふわ絵画

展覧会の最終日

撤去作業をしていたときに阿部さんが

「布の絵、どれかひとつ好きなのあったらどうぞ」と言ってくれて

この絵をいただきました

 

青い薔薇の柄の布をつけて

裏布もつけて

中に綿を詰めて

見た目も質感もクッションに相違ないものだけれど

 

わたしにとってはひとつの「額装」のかたち

やわらかな絵画🖼

誰かから誰かへ

‪Mさんの着なくなった真っ黒なワンピースを貰い‬

‪脱色して解体してブラウスに仕立てた‬

‪このブラウスがこれからはRちゃんの服として暮らすことになった‬

 

‪iTohenにて開催させていただいた阿部海太さんとの2人展『振|生|複|弦』ついに終わってしまいました‬

 

阿部さんの作った服やわたしの作った服をたくさん試着してくれた友だちがたのしそうに

「すごく元気がでる服!もっと自由になっていって、いいんやね」と言ってくれた言葉がとても嬉しかったです

 

これからも、そしてこれからますます、

気持ちに素直に、

もの作りをやっていけたら…と思います

 

関わってくださった‪みなさん、ほんとうにありがとうございました‬

 

#itohen

#阿部海太

#宇加治志帆

#振生複弦

ONLINE TALK vol.2

一昨夜は、イトヘンさんからのオンライントークvol.2を配信させていただきました。

テーマは「表現における自己と他者」。

 

ゲストに社会福祉士の林智樹さんをお迎えし、

最後はイトヘン主催の鰺坂さんのコメントもいただきました。

 

現代美術というフィールドになじむことができず、

自分のやっていることは何なのだろう?という疑問を抱きながら、

表現することを続けてきた阿部さんやわたし。

 

わたしは、まずそういった自分自身を自分で肯定するために表現をやっていたけれど、

自分の存在を肯定することが、他の誰かの存在を肯定していることに気づかされ、

やがて、自己と他者との分断そのものがだんだんと溶けていき、

 

外の世界の中で自分の居場所を探してさまよっていたけれど、

自分自身が自分の居場所になれば良いんだと思いはじめるようになった。

だいたいそんな話をさせていただきました。

 

そして、そんなタイミングでの2人展という機会が

イトヘンの鰺坂さんによって与えられたこと、

このひと月のこの時間に

あらためて深く感謝しています。

 

決して本人が意図していたわけではなく、結果的に阿部さんとわたしの出会うきっかけを与えてくださった林智樹さんが

トーク中にこんなポーズをとっていたことなどまったく知らず、

話に夢中でした。

 

お付き合いいただいたみなさま、

ありがとうございました💻🌿

 

阿部さんがさっそくYouTubeにアーカイブをアップロードしてくださっています。

 

photo: @forbotanical

#itohen

#阿部海太

#宇加治志帆

#振生複弦

ひとつの服

阿部海太さんが初めて作った服。

 

絵を身に纏う、という感覚を実際に体験してみたかった阿部さん。

そして、この春のコロナウイルスの拡がりを契機にじゃがいもの栽培を始めたりする流れのなか、

服を自分で作ってみたいという気持ちにもなった、と話されていた。

 

3月の終わり、生地をいろいろ持ってわたしの家に来てくれた阿部さんにわたしが提案したのは、

型紙を作らないで作ってみてはどうか、

というひとつだけ。

頭さえ入れば服になる、と伝えたら、すぐに阿部さんは布を服にする実験をはじめていた。

 

「こっちの布の幅、広いよね、どうしたらいいかな」

「広いほうを糸でぐっと絞ってから縫いつけたら、幅が合うよ。もしくは、折りたたんでしまうとか…」

ごくごく原始的でシンプルなやりかたしか、わたしには伝えられない。しかしまた、わたし自身、そういうやりかたが好きなのだ…と再確認しつつ、

自身の感覚で実験と発見をしながら服を作る阿部さんの様子をみて、

服作りの感動を追体験するような気持ちだった。

 

「ああ、ここをこう切って倒すだけで、襟みたいになるんやな」

「おっ、もう、服になってきた。これは、服やな。重さとか、着た時の感じとか、体が服というものの感覚を知ってるんやな」という阿部さんの言葉に、

 

うんうん、そうだ、そうだよね

とうなずいていた。

 

服作りには決まりがあるようだが、

決まり自体をじぶんで作っても、

着るものは作れるのだ。

 

わたしの作ったブラウスも、じつは同じようにできている。

阿部さんが初めて作ったワンピースのような服と、襟の構造はほとんど同じだ。

「ああ、ここをこう倒したら襟になるんやな」という、おなじことをわたしもやっている。

自分の感覚で切った布をつないで、自分にとってしっくりくる形に仕立てていった。

 

そんなふうにして作られた服は、

世界にたったひとつの、

自分だけの服になってもいいところなのだけど、

あえて後からその服のパターンをメモして、

生地ちがいのおなじ服を作りはじめた。

 

物づくりにおいて、わたしにはコンプレックスがたくさんある。

服作りの勉強をちゃんとしたこともないのに服を作っているし、

絵を描くのが得意だという気持ちにまったくなれないまま、絵を描いている。

 

ただ、それをやりたいだけで、やっている。

それを美術といえるのだろうか?

美術、というより、ただ、「表現」だ。

 

ただ、このブラウスを何枚か作ってみたことで得たのは、

自分の決まりで自分の服を作ればいい、

わたしのコンプレックスや弱みは、

わたしの物作りにおいての個性として活かせばいい、

という気持ち。

 

そういうしっかりとした気持ちになれたのは、阿部さんの初めての服作りに立ち会えたからかもしれないと思っている。

 

阿部海太・宇加治志帆2人展『振|生|複|弦』は

本日27日(土)・28日(日)・29日(月)の3日で終了します。

阿部さんもわたしも、28日と29日に在廊します🖼

 

photo:加納千尋

 

http://itohen.info/exhibition/

 

#itohen

#阿部海太

#宇加治志帆

#振生複弦

ONLINE TALK vol.2

イトヘンにて開催中の

阿部海太さんとの2人展『振|生|複|弦』、

残すところ、6/27(土)・28(日)・29(月)の3日間となっています。

 

28日日曜の19:30より、ふたたび会場のイトヘンからライブ配信(zoom)によるオンライントークvol.2を配信することになりました。

 

vol.1では、2人展をすることになった経緯や、共に作品を作ることを通して感じた、手放すということについてなど、お話しました。

今回はもう少し掘り下げて、「表現における自己と他者」というテーマを掲げて、おしゃべりしてみようということになりました。

 

ひとりでものを作っているけれど、「ひとりで作っている」という感じがしなかったりすることや、

作品が誰かのものになるということによってなにが起こっているのか、とか、

「作家性」「作風」にまつわる「自己表現」「我」の呪縛のようなものなどなど、

 

作品を作っている時間から作品の受け渡しまで、

さまざまな場面で起こる「自と他」について、

それぞれに等身大の思いや感覚を語り合えるといいなあと思っています。

 

また、ゲストとして、わたしたち2人が知り合うきっかけを作ってくださった林智樹さん(社会福祉士)をお迎えして、

第三者の目線からお話していただけたらと思っています。

 

オンライン参加無料、ご予約も不要でご覧いただけます。

パスワード等は、下記の阿部海太さんのページにてご確認ください。

お食事しながら、一杯やりながら、お付き合いいただけましたらうれしいです🌿

 

http://kaita-abe.com/online_talk_vol-2/

 

#itohen

#阿部海太

#宇加治志帆

#振生複弦

治療する人 される人

病院に行くのが嫌いなわたしなのですが

先週から急に症状がでてきた、

目と皮膚の症状の治療のために

月曜にお医者さんをはしごしました

 

まずは、朝から眼科。

重症の結膜炎ということで目薬を出してくださり、

顔の皮膚炎と目の症状の関連が見つからないとのことで

皮膚科にも受診することをすすめられる

 

眼科を出てすぐに、前もって調べてあった皮膚科に電話すると

21時台の予約がとれた

人気の名医らしく22時まで診療されているよう

 

21時に皮膚科へいくと、待合室はにぎわっている

ソーシャル・ディスタンスの配慮のために入り口は解放され、外で待っている患者さんたちもいた

 

名前を呼ばれて入ると、そこそこのご高齢かと思しき医師がじっとわたしの問診票を読み、わたしの顔をみて、

「難しいね。この、目蓋(の皮膚が炎症している)は、簡単なんだ。そのほかのところはね…」とカルテを広げて、わたしの顔の炎症について、カルテの上で板書を書くように説明してくださる

 

専門用語にはそれ用のハンコが用意されていて、

脇に控えた看護師さんが以心伝心で医師に押すべきハンコをささささっと手渡し、

押し終わったハンコを次々と受け取って片付けてゆく

 

皮膚の乾燥について説明されるときに、鏡餅の絵のスタンプがポンと押され、「鏡餅がな、かわいてひび割れるだろう?そのように、皮膚が、なっていた、ということだな。」と説明されたけど、

あまりに流れが滑らかすぎて、笑う気持ちすら起きなかった

 

顔の症状と治療方法の説明を華麗に受けたあと、

ふと思い出して、右の肘の上にアイロン火傷をしたところの皮膚が破れてひりひりしてたのもみてもらう

 

「よし、じゃあ、看護師さん、まずは火傷の手当てからしてあげて。それから薬の塗り方の練習をね」との医師の指示のもと、

年輩の看護師さんがカーテンをしゃっとひいて、火傷の上にいろいろ貼りつけてくれる

だれかに傷の手当てをしてもらうのなんていつぶりだろう、安心感があるものだな、と思う

 

続いて、顔のスキンケアのためのワセリンと、皮膚炎の薬の塗り方を丁寧に指導された

指にとる分量のちがい、広く広げるものと、患部だけに塗るもののちがいを、ひとつひとつ。

 

この医師は、誰にでも、その患者自身が自分の症状の原理と対処方法を理解できるようにされているのだな。

患者を教育している…

帰りには、カルテのコピーまで手渡された

医師が先生、と呼ばれる所以は、本来こういうところにあるんだな、と思った

 

帰り道、むかし病院に勤めていたころのことを思い出していた

 

作業療法士(リハビリテーションの専門のひと)として働いていた時期がある

 

あのころ、担当していた患者さんに対する医師の方針に納得できないこともよくあって、

そこにはいろんな、大人の事情、そうでない事情、いろいろ絡んでいるのはわかりつつ、

そして自分みたいな小娘が口を出せるわけもなく、

 

カンファレンスのあとにリハビリ室でキーッと爆発しては

先輩になぐさめられたり、チーフが一緒になって腹を立ててくれたり、していた

 

まずは医師や看護師さんにすこしでも信頼してもらえるように、がんばった

そうすればこちらの話もきいてもらえるようになるから。

 

だいたいリハビリ科と看護師さんは対立するんだけど、

対立していたら、こちらの仕事もうまく回らない。

われながらまあまあいい関係を作れたと思う

 

小さい病院で、小さいゆえの色んなことがあったけど、

基本的にわたしはその仕事も、その職場も、好きだった

 

鬱になって仕事をやめたとき、副看護師長がわたしのことめちゃくちゃぎゅっとだきしめてくれて、

「幸せになるのよ!」と言ってくれた

 

どういう幸せのことを言ってくれてるのかなぁ…?と思いながら、

でも、心から、うれしかった

 

ときどき、あの頃の患者さんや医師や看護師さんたち、院長先生(前の天皇陛下に雰囲気が似ていた)のことを思い出している

 

結局、はっきりした原因はわかってないままだけど

症状はだんだん良くなって、目が使えるようになってきた

 

しなければならないことがたくさんたまっているけど、

ほんの少しずつだけ進む感じ

 

先々週から少しずつ縫ってた自分ようのブラウスが、やっと縫い上がりました

日曜はわりと元気に在廊できそうな気がします

これ着ていこう

 

#ぴーちゃま日記

絵の持つあれについて

先日のトークで初めて阿部さんに話したことなのだけど、

わたしは最初、阿部さんの絵をまともに見ることができなかった。

ものすごく純度のたかい、強い目力でこっちを見てくる絵(とくに布に描かれたやつが、とてもやばい)

みたいな感じで、

こわいから、横目でみていた。

「海太くんの絵を見てたら、自分が薄汚れた人間に思えるんですよ!」と、城下敦子さんに話して、笑われた。

描いてあるもの自体は、ぜんぜんこわくないし、むしろ、けっこうかわいかったりする。

そのことにすら、最近やっと気づいた。

この感じをどう表現すべきか、まだ自分の中でいい言葉が見つかっていないのだけど、

友人であり、ギャラリストとしてお世話になったりもしている、

絵描きの加藤智哉氏の絵にも、通じるものを感じていて、

阿部さんには何度か加藤氏のことを話していたのだった。

先日その加藤氏がイトヘンに来てくれた

自身の個展の準備で忙しかっただろうに、大阪まできてくれてありがとう、と思いつつ

阿部海太 vs 加藤智哉 の絵面が目の前で繰り広げられるさまにけっこうどきどきしていた

加藤氏の、おそらくさまざまな事情で加速していた智哉語(彼には独特の言語表現がある)のトラップにやられつつ、

行きつ戻りつ、ときに迷子になる2人の会話をハラハラと眺める

2人が、パウル・クレーの話で盛り上がる場面があった

この2人の絵描きがパウル・クレーで盛り上がるなんてエモすぎる、

いいぞもっとやってくれ、

と思ったけど

会話はたちまちに霧散していくのだった

加藤氏と別れてからの帰り道、「この次智哉さんに会ったとき、また関係がゼロに戻ってそうな気がするんだけど…」と言う阿部さんにわたしは、「きっとだいじょうぶだと思う」と答えた

なぜなら加藤氏は、阿部さんの描いた絵を縫いつけたTシャツを買っていってくれたからだ、

わたしの勝手な解釈だけど。

翌日「Tシャツを着て作業をしています」というメールをみて

「智哉くんは、海太くんの絵を着て自分の個展の準備をしているのか」と思い、

また、うっとなった

阿部さんの絵は、今ごろになってようやくちゃんと(ちゃんと?)見られるようになってきました

加藤氏の個展 たのしみです

https://tomoya-kato.com/news

#ぴーちゃま日記

ONLINE TALK vol.1

6/14(日)に開催した

阿部海太さんとのオンライントーク vol.1のアーカイブがYoutubeにアップされました

 

2人展をおこなうことになったきっかけ、

共同制作を通して感じていたこと、

他者との作品作りを通してわたしたちがそれぞれに体験した「手放す」ということについてなど、

お互いのふだんの話しかたで、ゆるやかーに話しています

(始めの数分間に録画ボタンを押し忘れていて、挨拶部分が抜けています)

 

きっとわたしたちはお互いそれぞれに、気づきを重ねながら、知らない次元をめざし続けるんだろうなと思います

それはお互いの、ものの作りかたと似てるのかも

 

お時間のあるときに、よかったら💻

vol.2は、6/28(日)を予定しています。

そして、今週末は、阿部さんもわたしも土曜と日曜にイトヘンに在廊いたします🌿

 

#itohen

#阿部海太

#宇加治志帆

#振生複弦

『振|生|複|弦』ONLINE TALK vol.1

只今大阪はiTohenにて開催中の

阿部海太・宇加治志帆による二人展『振|生|複|弦』。 第二週目となる今週末、6月14日(日)19:30より、

ライブ配信(zoom)による『振|生|複|弦』オンライントークvol.1を開催します。

今展示開催の経緯や展示作品のこと、

また自粛期間真っ只中にどんなことを考え制作していたか、

そしてこれからの美術や表現のあり方について、

お互いに問いを投げ合いながらお話しします。

参加無料のイベントです。お気軽にご視聴ください。

【 開催日時 】

2020年6月14日(日)19:30~

参加費無料

【 話し手 】

阿部海太 x 宇加治志帆

【 視聴方法 】

今回はzoomによる配信を行います。

スマートフォン、タブレットをご利用の方は「zoom」のアプリが必要です。

あらかじめインストール(無料)をお願いします。

インストール後、イベント参加に必要なURL、ID、パスワードをお伝えしますので、

事前に下記、またはiTohenまでメールで受付をお願いします。

mail@kaita-abe.com(→阿部海太さん)

ito_hen@skky.info( → iTohen)

【 注意点 】

Zoomへのログイン時、ビデオ(カメラ)のオン・オフが求められます。

オンを選ぶと画面にご自身の顔が映りますので、もし映したくない場合はオフをお選びください。

またログイン後、画面左下にあるマイクボタンがミュートになっているかどうか

ご確認をお願いします。(赤い斜め線が入っていればミュート状態です。)

もしトーク中にご質問などあれば、チャット機能でお伝え頂けたらと思います。

どうぞご協力お願い致します。